丼's tech blog

2012/11/28~2023/12/21 間で運営していた「例のブログ」の後釜です。記事を抜粋してコッチに移植します。

連射可能なスリングライフルの機構を試作してみた

youtu.be
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  連射可能と言っても,フルオートはおろかセミオートすら出来ません。
 撃つたびに銃口から弾込めする必要がなく,ゴムを引いてセットするときに自動で弾が装填されるという意味です。縁日の屋台で売ってるようなエアコキのエアガンの様に,撃つたび撃つたびにコッキングする感じ。



なんでコレ作ることになったのか

  「らずぱいガンカメラ(=砲台搭載監視カメラ )」なんですが,監視カメラシステムが完成したのが一年半前。で,肝心の武装が全然完成しないままダラダラ来てしまいました。

と,いうわけでゴム銃パチンコ搭載しようぜ。という流れです。



一番の特徴は,撃つたびに銃口から弾込めが必要ないこと

  マスケット銃よりも,リボルバーの方が,「二発目を撃つのに手間取らない」のは自明です。
  このスリングライフルは,今後,監視カメラに搭載して遠隔操作で撃つことを目的としてますので,当然銃口から弾込めなんて出来ません。そこでコッキングと同時に弾が装填される機構を考えました。



その他にもこだわりポイントが

リンクは使わずカムだけ

  木で作ってますので,ぶっちゃけ耐久性は低いです。一ミリ残して穴あけようもんなら間違いなく木目に沿って割れます。
  そこで木の弱さを,パーツを厚くすることによってカバーしてるのですが,リンク機構を使ってしまうと節(リンクとリンクが繋がってるトコ)にピンを入れた場合,パーツの厚みが半分になってしまいます。

従って,リンクは使わずカムだけで動くように設計しました。

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なるべく少ないパーツで

  工作機械なんて当然無く,有るのは糸鋸*1とヤスリのみです。なのでなるべく複雑で細かなパーツは作らなくて済むように設計しました。完成品だけ見ると「何だこれクソ簡単なオモチャじゃねぇか」と思うかもしれませんが,「簡単にした」んです。そういうことにしといてください。

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今後

  9月からずっと続けてたスリングライフルの機構部,すなわち心臓部が完成しました。
  これから一気にスリングライフル作ってサッサと監視カメラシステムに実装します。









 

今週の日記

そういや「テオ・ヤンセン展 沖縄 2017 MESSAGE | テオヤンセン展 沖縄 2017 公式WEBサイト」見に行ったんだった。

  10月の初旬の話になってしまうのですが,バイク乗りの親友(ZRX1100)誘って見に行ってきました。いや~~~~~ホントすごかったですよテオヤンセンのストランドビースト(語彙力)

  いやもう理論空気回路でプラスチックボディでホーリーナンバーで,僕も親友もストランドビーストウイス*2に感染してしまいました。そして,ドサクサに紛れてテオヤンセンご本人とも握手しちゃいました僕。

 ホントはココに大々的にストランドビーストしてるトコを載せたいのですが,流石に美術館で展示されてるものを載せるのはまずかろうなので,美術館の後に親友に連れてってもらったラーメンの画像貼っときます。

 

テオヤン展は11/11までやってるっぽいので沖縄にお住まいの方は見に行こう!あのストランドビーストを生で見れる事なんて,人生でそうそう無いチャンスだよ!!

あ,そうだ,あとテオヤンセンTシャツも買いました。

*1:もちろん人力

*2:鈴菌みたいなもんです