Abstract
写真の知識が1Åもない素人が,はじめて買ったカメラ「コニカ C35AF(通称”ジャスピンコニカ”)」でアレコレ撮ってみたという記事です.実際に撮った写真とともにシロウトインプレッションが述べられています.
カメラが急に欲しくなりました
2019年冬のことです.手動で巻いてマニュアルでピントを合わせてバネの力でシャッターを切る,機械じけけの古式ゆかしきカメラが欲しくなりました.
「撮影機能付きゼンマイオモチャがほしい自分」VS「”#ファインダー越しの~云々”みたいなキラキラした連中の仲間入りはしたくない自分」の格闘を1分ぐらい続けた挙げ句,ヤフオクでC35AFを落としました.いきなりフィルムカメラに手を出してますが,いわずもがな一眼レフもコンデジもミラーレスも何も持ってません.完全初心者です.
フィルム入れずに空打ちして遊んでたら1時間潰れた
C35AFは「オートフォーカス機能を持った世界初の市販カメラ」として1977年に発売され,その手軽さから「ピンボケさんさようなら…」というコピーとともに大ヒットした名機*1.C35AFの発売日11月30日が「オートフォーカスの日」に定められていることは非常に有名な話です.
…なんてことはググれば出てくるので置いといて,個人的にメッチャ好きなのがココ.
これが""""自 動 焦 点 合 わ せ(オートフォーカス)😎😎😎😎"""" pic.twitter.com/MsfmUwlQ5g
— 鍛冶屋てぽ丼 (@teppodone) November 27, 2019
被写体との距離はセンサーで電気的に測るくせに,ピント調整はバネとリンクの機械式(サーボモータ不使用)なんすよね.そしてシャッター切った後に対象との距離が機械式の針(レンズ横の赤いメーター)で表示されるんですよ.
男気あふれる機械式ピント調整機構.こういうとこ時代を感じられて好きです.測距センサー代わりにシャッターを空打ちして遊んでたらゆうに1時間ぐらい潰れました.
【作例】アレコレ撮ってみた(スタンプ加工,縮小以外の加工なし)
C35AFのすごいところは距離を測れるだけではありません.なんと写真も撮れます.というわけで早速フィルムをセットして街に飛び出してみました.
被写体:風景
被写体:モノ
フラッシュの効果もバツグン.
被写体:人
完全に80年代の雰囲気だが撮ったのは2020年1月1日.
これ超楽しい.シャッターを切る感覚,現像するときのワックワク感.たまんないです.
そんなこんなで大活躍のジャスピンコニカ君ですが,今どうなっているのかというと…
不動!!!!!!
症状
- シャッター切れるけど,AFが作動しない
- シャッター押してもファインダー内のLEDが光らなくなった
- フラッシュは今まで通り動作する
です.電気系が死んでるってことは多分AEも効いてない事でしょう.まだフィルム二本分しか撮ってないしまだまだ活躍してもらう気満々だったので非常に悲しいです.まぁでもヤフオクだし中古だし仕方ないかぁ.
そうして僕はまた泣きながらレストアをするのです.
「僕は動くバイクに乗りたいし撮れるカメラで撮りたいの💢💢💢」
日記
修士論文を執筆し終え,最終発表が終わり,無事合格の判定をもらいました.細かな修正をしてつい昨日,製本の発注をおこなったところです.そして今は引っ越しの準備と片づけに追われています.今日まですごしたこの部屋,この沖縄の空気感,研究室の床のシミ,湿度が高くなると結露でビチャビチャになる大学の廊下.すべてが最後と思うと恋しく,またこみ上げてくるものがあります.6年も住むと湧くもんですね愛着.
沖縄を去る日まで,一日一日を大事にしていきたいものです.
閑話休題.年末にスキーに行った話です.上記の写真でもチョロっと触れてますが,2019/12/30~2020/01/02の間にdominoとRと僕で男三匹「オタク年越しスキー旅行 (The end of Kotoshi Otaku Ski Travel #TKOST hashtag on Twitter)」に行ってまいりました!!
最新ゲレンデ情報です#TKOST@dominodaosi106 @tessecraft_R @teppodone pic.twitter.com/BfewwerQBp
— てぽ丼 (@teppodone) 2019年12月31日
たぁのしかったなぁ.終始 domino(スキー経験者)に頼りまくってましたが.ホント彼には頭が上がらない思いです.スキーの喜びを知ってしまい,これまた来年からの財布事情が危うくなりそうだなぁというお気持ちでした.郡上八幡城 pic.twitter.com/3lUJbk1btx
— てぽ丼 (@teppodone) 2020年1月2日
*1:コニカの歩み 1977 | コニカミノルタ製品アフターサービス - 株式会社ケンコー・トキナー,2020-02-24閲覧