ロケット花火ランチャー搭載ラジコン戦車の作り方
もう一年以上前の話ですがロケット花火ランチャー搭載ラジコン戦車(以下,「ロケ花戦車」)なるものを作りました。
実はコレ僕にとって「初めての自作ラジコン」だったわけで,ノウハウもない当時の僕はボディから通信方式まで色んな事を勉強しながら,半年かけてやっとこさ遂に完成させました。
そ,こ,で,今回はロケ花戦車の開発に必要だった知識をまとめます。
大別すると
・メカ(ボディ,ギアなど)
・回路(モータードライバ,ロケット花火の着火部分)
・制御と通信(赤外線リモコンの解析とArduinoを用いたモータの制御)
この3つの知識とノウハウが必要だったのですが今回はその中でもメカのノウハウについて記したいと思います。
ロケ花戦車の仕様
まず,「何を作るか」をハッキリさせます。
ロケット花火ランチャー搭載ラジコン戦車は
・キャタピラで走ること
・ラジコン(遠隔操作)であること
・ロケット花火を発射出来ること
以上の点を満足する必要があります。当たり前のようですが,コレをはっきりさせとかないと永遠に完成にしないことになりかねません。
ボディや,ギア,キャタピラ,モータってイチから自分で作らなきゃアカンの??
ラジコンを作ろうと思ったはいいものの
「モータってどんなの作れば良いん?」
「ギアって自分で作らないかんの??」
「アクリル板切ってボディとか作るん???」
という壁に先ずはぶち当たりました。
ギアの自作なんてまっぴらです。
逃げるように他のラジコン戦車自作してる方のページを参考にしてみたところ,タミヤの工作キットをベースに作ったことが書かれていました。
僕もこれを真似し,ボディ,キャタピラ,キャタピラを動かすギアボックス,砲台を動かすギアボックス全てタミヤの楽しい工作シリーズやタミヤのテクニクラフトシリーズを使いました。
タンク部
僕のロケ花戦車では…
・ボディ…ユニバーサルプレート2枚セット × 1
・キャタピラ…トラック&ホイールセット × 1
・キャタピラを動かすモータ&ギアボックス…ツインモーターギヤーボックス × 1
・砲台(ロケット花火ランチャー)を動かすモータ&ギアボックス…ウォームギヤーボックス HE 72004
・これらを動かす電源…単3 × 4本の電池ボックス(1.2 [V] の充電池 × 4本 = 4.8 [V])
・各パーツをつなぎとめるネジ…各種M3のボルト&ナット,あと1段目と2段めのつなぎ留めには 20 [mm] の高ナット
・ちょっと色々あって補助タイヤとしてのキャスター
こんな感じです。当初の予定ではキャスターの代わりに,トラックタイヤ を付ける予定でしたがキャタピラと高さが合わないとかでキャスターになりました。それでも微妙に合わんのでスペーサ噛ませたりしましたけど。
各ギヤボックスの大まかな寸法はググれば出てくるので,使うギアボックスやユニバーサルプレートが決まれば大まかな設計図を書くことが出来ます。
ツインモーターギヤーボックス 寸法 - Google 検索
ロケット花火ランチャー部
また,ロケット花火ランチャー部は,流石にタミヤでは売ってないので,アルミアングルとベニア板,アルミパイプその他を使って自作しました。
といっても写真見れば説明も必要ないでしょう。超適当な作りです。
・長さ145 [mm] に切った,厚さ1 [mm] のアルミアングル × 4つ
・長さ145 [mm] に切った,外径 5 [mm] 内径 3 [mm] のアルミパイプ × 4本
・25[mm] × 25[mm] に切ってパイプの通る穴を開けた,厚さ 5 [mm] のベニア板 2枚
・あと適当にネジ止めするためのネジとか縛るための結束バンドとか
点火装置についてはまた今度書きます。
という訳で次回は回路(モータードライバと点火装置その他)について書こうかなーーーと思っております。(未定
そいじゃまた!!
今週のTOEIC
はよ結果送れ。
あとコレ。もっと伸びろ(直球
— 猫でもわかるのに僕には分からんE言語 (@teppodone) 2017年2月15日